ヒーラーよ、汝自身を癒せ
ヒーラーが適度に内的葛藤から開放されているならば、クライアントにポジティブな影響を与えることができる。
一方、クライアントの内なる葛藤が、ヒーラーの内なる葛藤と一致している場合、自然な気の流れは、クライアントの病をヒーラー自身に持ち込むことを引き起こす。
他者の不安定さに巻き込まれないようにするために唯一の確実な方法は、ヒーラー自身が内的葛藤から開放されること
である。
クライアントの不安定さ、ストレス、総体的なネガティブな性向、そして内なる葛藤は、ヒーラー自身に滞りや葛藤がなければ、ヒーラーにどのような影響も与えることはできない。
叡智の道 P493/ゲリー・ボーネル著 大野百合子訳
ハピドラではアクセス・バーズの個人セッションもしているのだけど、
よく言われることがある。
「人のもらわない?キツくない?」
「しんどくないですか?私の重いのをもらったでしょう?ごめんなさい」
私のクライアントさんの多くは病気を抱えておられて、
最初の頃はまだ、私が『もらって』いた時期があり、ひどくなると蕁麻疹みたいなのが出始めたり熱を出したり、手が開かなくなったり、全身の痛みで眠れなくなったり、、していた時期がある。
むかーしむかしに習ったヒーリングでは特に、それがよく起きてて、ほんとにしんどかった。
(しかもその時は、それが『ヒーリング』だと思っていたし。)
ひどく『もらって』いた頃の私は、
ヒーラーはクライアントさんの問題=病気を治す人なんだと思っていた。
“病気”を“消す”、というような。
“痛み“の原因となる“病気“。
その“病気“が問題を起こしてるのだから、“病気”が消えれば“痛み”も消える、と。
これじゃ、ね、
消えないのだな。
なぜなら、
問題は、
問題視していることだから。
それを“問題”だと切り離し、
消そうとしている行為により、また“痛み“を作り出す。
そのことにある日気付いた。
その問題自体には、痛みは無いのかも。。なと。
だから、
治そうとしないこと、なんだよな。
それを問題視し、治すことに向かう心?の動きに気付くこと。
結局は、
なぜそれを抱えていたいのか?
そのことに寄り添っている、
ということのような気がしてる。
そして、
クライアントさんは、
その問いに対する
私自身の答えを持ってやってくる。
そんな気がする。。
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